肩こりをほぐす秘密

肩こりの状態

肩こりは同じ姿勢が続いたときに生じる。
身体は動くと柔らかくなり、
同じ姿勢が続くと
支えるために硬くなる性質がある。
要するに同じ姿勢が続いて、
硬くなる事が肩こりの原因になる。

さて凝る筋肉はいくつかあるのだが、
いくらほぐしてもほぐれない。
またすぐに元に戻ってしまう。
そういったことはないだろうか?

当然同じ姿勢が続くと元に戻るのだが、
ほぐすポイントが外れていると、
改善しないということもある。

ポイントとなる関節

凝っている部分は筋肉だが、
実はこの筋肉が硬くなる理由が
意外にも関節だったりする。

僧帽筋、肩甲挙筋、棘上筋、菱形筋など
肩の筋肉の凝りだが、原因として多いのが脊椎。
実は脊椎の関節が関係することは多い。
上部頸椎下部頸椎上部胸椎
関節が柔らかくなると、
びっくりするぐらい筋肉が柔らかくなる。

これは関節を包む関節包が、
筋肉の膜である筋膜とつながる事が関係する。
筋膜はわかりやすく言うと、
鶏肉を切るときのなかなか切れないアイツ。
人間の体もアイツで囲まれているため、
関係なさそうなところが意外にも原因だったりする。

他にも第1肋骨が首の側面の凝りに関係したり、
胸肋関節が腕の前面の凝りなどに関係する。

ポイントとなる筋肉

筋肉ではノーマークになりやすい、
小胸筋小円筋は外せないところ。
本人は気づいていないので、
押してみて硬さがないか確認する事が必要。

また夜間に肩が疼く症状に関係しやすい棘下筋
腕を外に振る動作などに関係したり、
肩を安定させる筋として有名だが、
横向きで寝るときに上になったら、
腕は前に流れてくる。
そうすると棘下筋は引っ張られた形となり、
時間とともにこわばってくる。
この棘下筋が硬くなると、
引っ張られる力が強くなるため、
それが夜間に疼く原因となる。

まとめ

肩こりは凝っているところが
根本的な原因でないことも良くある。

同じ姿勢が続く場合も改善が難しいが、
硬くなった筋肉をほぐそうとしても
ほぐれなかったり、
すぐに元に戻る場合は
実はポイントがずれているかもしれない。

多いのは脊椎の関節。
特に上部頸椎・下部頸椎・上部胸椎の関節。
首の付け根や背中が硬くなると、
その周辺の筋肉は引っ張られ硬くなる。
その他には第1肋骨や胸肋関節など。

筋肉では見逃しやすい小胸筋や小円筋。
夜間痛があるなら棘下筋などを
チェックする必要がある。